トラスは、２０２2年と２０２３年に続きグローバル企業ウルトと共に第２9回アジアクロスカントリーラリー（AXCR）2024に参戦いたします。
開催地： タイ王国
スケジュール： 2024年8月11日(日)〜17日(土)
７日間総走行距離：約2,000km
チーム：WÜRTH Power 135 TRD Hilux
車両：TRD Hilux
ドライバー：新田正直 Masanao NITTA
コ・ドライバー：里中謙太 Kenta SATONAKA
チームサポート：株式会社トヨタカスタマイジング＆ディベロップメント（TCD）TRD/TCD Asia
チーフメカニック：北島龍一 Ryuichi KITAJIMA (TRD)
メカニック：田代忠臣 Tadaomi Tashiro (TRD)
プロジェクトリーダー：柏村勝敏 Katsutoshi KASHIMURA (TRD)
チームマネージャー： グランツマン・グレゴリー Gregory Glanzmann
2023年トップ10入りを受けた継続スポンサーシップ
私たちのチームは、ウルト・TRDとのスポンサーシップにより、2022年、2023年と唯一の天然繊維ボディを持つチームとしてAXCRに参戦してまいりました。昨年のTOP10入りの結果を受け、今年のチーム車両には、TRDで優勝歴のあるハイラックスを使用することが決まりました。第29回アジアクロスカントリーラリーは2024年8月11日から17日までタイで開催されます。
チーム『WÜRTH POWER 135 TRD HILUX』
このイベントでは、ウルトが新田正直とコ・ドライバーである里中謙太が率いるWÜRTH POWER 135 TRD HILUXレーシングチームをスポンサーします。ウルトは幅広い化学製品を提供し、車両の効率的かつ効果的な運用を支援します。7日間のラリーの各レグに備え、車両は毎日徹底的なメンテナンスが行われます。
スイスのBcomp社が提供するフラックスファイバーコンポジット
Bcomp社は、WÜRTH POWER 135 TRD HILUXチームを材料スポンサーとして支援しています。私たちのチームは、2022年にT1Dクラスで持続可能な天然繊維材料の使用に関する特別賞を受賞し、さらに昨年のラリーではトップ10入りを果たしました。Bcomp社のフラックスベースのampliTex™とpowerRibs™を使用したパーツは、カーボン製パーツと比較して製造から廃棄までのCO2排出量を最大85％削減します。
 | 新田正直：コンポジット製品成形メーカー有限会社トラス代表 「AXCR2023は 総合10位、T1Dオートクラス9位。今年は新しくチャコールカラーの天然繊維Bcompボディを採用します。昨年のポジティブな経験に基づき、トラスの天然繊維製ボディに自信を持っており、今年は新しいカラーのバージョンで天然繊維ボディを製作しました。また、ウルトの高性能化学製品は、この過酷なクロスカントリーラリーの必需品です。AXCR2024も過酷な路面状況が予想される長距離ラリーとなるため、TRDクルーによる車のメンテナンスとケアが重要となります。ウルトPower 135 TRD Hiluxは目標達成に向け、一丸となって取り組みます。応援よろしくお願いいたします。」 |
 | 里中謙太：トヨタ自動車株式会社 電気自動車（BEV）開発室勤務 コ・ドライバー歴8年、2023全日本ラリー選手権Rd.2 JN5クラス1位、AXCR2022 T2G-Aクラス優勝。 「ウルトPower 135 TRD Hiluxチームの一員になれて非常に嬉しいです。昨年のチームのダイナミックさで、車両の耐久性が証明されました。今年は車両のパワーが増強されているので、このパフォーマンスを発揮するのが楽しみです。ウルトの車用ケア製品とTRDのサポートは、車を常に最高の状態に保つために欠かせません。TCD ASIAチームと一体となって、AXCR2024 in Thailandに向けて取り組んでいます。応援よろしくお願いいたします。」 |
チーフ・メカニック: 北島龍一 「今年の車はかなり速いです。改造したところはサスペンションを始め何もかも大幅に変えています。 エンジンやECUはTRD競技用スペックになっているのでエンジンパワーとトルクは最大限までアップしています。本格的なAXCRに向けた特別仕様です。ぜひ優勝を目指して頑張りましょう。」 | プロジェクト・リーダー: 柏村勝敏 「この車は2018年にワンオフで製作した特別車両で、オーストラリアでのフィンケデザートレースでクラス優勝した車です。120％リメイクしたこの車の性能を遺憾なく発揮して去年より上位でフィニッシュしてもらいたいと思っています。」 |
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